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2006年6月23日 (金)

読めません

哲学書等で、「わざと解りにくく書いているとしか思えない」本、ありますよね。何を隠そう、私は、ヘーゲルの本(確か、『精神現象学』でした。訳者は失念)を読もうとして、数行(!)で挫折した事があります。原著(つまりヘーゲルの書き方)が悪かったのか、訳が悪かったのか、そもそも私の読解力に問題があったのか、定かではありませんが(勿論、術語に対して無知であったという事もありますが)、私は、その時に「こんな文章を読解出来る人間が、世の中に存在するのか!」と驚愕したのを、今も鮮明に憶えています(わが本棚には、その苦い経験の後に、「いつか読もう」と思って購入した『精神現象学』(序論。中央公論社刊 世界の名著シリーズ35です)が、未だ読まれる事無く埃をかぶって鎮座ましましております)。

大学生向けのテキスト等の学術書でも、読点を殆ど打っていなかったりして、文意が明らかでないものがあります。例えば(この喩えは、よく用いられますね)、「かねおくれたのむ。」という文章は、「金おくれ(頂戴)、頼む。」なのか、「金送れ、頼む。」なのか、「金遅れた。呑む。」なのか、「金送れた。呑む。」なのか(はい、後の二つはかなり無理矢理です。ちょっと想像しにくいシチュエーションです)、不明確です。意図的に曖昧にするならともかく、学術書等でその様な書き方をされると、とても困りますね(私の文章は、読点を多用していますが、意味を明確にしようとする意図からです。ご了承下さいませ。そのせいで、文章のリズムやスピード感等が、蔑ろにされている感も無きにしも非ず)。もう少し、読み手の側に立って執筆して頂きたいものです。

解りやすく、なるべく誤読されない文章を、書けるようになりたいですね。

解りやすくなるべく誤読されない文章を、書けるようになりたいですね。

解りやすく、なるべく誤読されない文章を、書けるように、なりたいですね。

解りやすくなるべく誤読されない文章を書けるように、なりたいですね。

うーん、どれが良いだろうか。

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