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2006年2月13日 (月)

メモ:剣の振り2

振り下ろしと同時には、手首は返さない様に(尺屈させない)します。刃の根元が先行する様にイメージします。

脚の力を抜きます。腿裏を利かせます(高岡英夫氏の言う「裏転子」)。

ふくらはぎの緊張を、最小限に抑えます。ふくらはぎを使わない様に、と意識し過ぎて、却って固まってしまう場合があるので、注意を要します。

足を踏み込む際は、地にふわりと置きます。決して、地面を叩く様に行ってはなりません。

無闇に速く振らない様、心掛けます。

何回振っても、手にマメが出来ない様に心掛けます。常に柔らかく握ります。

主観的な、「力が漲っている感じ」というのは、身体に無駄に入っている力、に対する認知の場合があります。例えば、上腕の伸・屈筋群を同時に出来る限り収縮させると(力こぶを出す状態)、その様な感じを覚えますが、物理学的にはそれは(肘・肩関節の運動を阻害するという意味で)不合理な運動です。その様な拘束的な身体意識に対して、肯定的な意味づけを行う事は、避けなければなりません。

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