メモ:剣の振り2
振り下ろしと同時には、手首は返さない様に(尺屈させない)します。刃の根元が先行する様にイメージします。
脚の力を抜きます。腿裏を利かせます(高岡英夫氏の言う「裏転子」)。
ふくらはぎの緊張を、最小限に抑えます。ふくらはぎを使わない様に、と意識し過ぎて、却って固まってしまう場合があるので、注意を要します。
足を踏み込む際は、地にふわりと置きます。決して、地面を叩く様に行ってはなりません。
無闇に速く振らない様、心掛けます。
何回振っても、手にマメが出来ない様に心掛けます。常に柔らかく握ります。
主観的な、「力が漲っている感じ」というのは、身体に無駄に入っている力、に対する認知の場合があります。例えば、上腕の伸・屈筋群を同時に出来る限り収縮させると(力こぶを出す状態)、その様な感じを覚えますが、物理学的にはそれは(肘・肩関節の運動を阻害するという意味で)不合理な運動です。その様な拘束的な身体意識に対して、肯定的な意味づけを行う事は、避けなければなりません。
| 固定リンク
「武術・身体運動」カテゴリの記事
- 主観、主観、ただ主観(2011.12.12)
- 斬り方(2011.11.25)
- 赤池弘次と身体運動とイメージ(2011.10.18)
- 高岡英夫と遠当て(2011.09.28)
- 柳龍拳氏が(2011.09.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント